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●オープンセミナー「フードマイレージを考えよう」
主催:日本オーガニック検査員協会(JOIA) 講師:あおぞら財団・林美帆氏 日時:2月9日(土)14時~16時 13時30分開場 会場:大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室 (大阪駅前第2ビル5階) アクセス:JR大阪駅から徒歩3分 参加費: 一般500円 JOIA会員無料 定員:37名 申込先:JOIA関西支部 畑 節子hata setsuko TEL・FAX:073-479-2515 e-mail:organicsetsu@hotmail.com *あなたの食卓に並ぶ食べものはどこから運ばれてきて、 そのためにどれだけ二酸化炭素を出してきたでしょうか。 輸送距離が長いほどCO2およびNO2の排出量=環境負荷は 大きくなるのです。 地球温暖化が加速する今、食生活を一緒に見直してみませんか? セミナーではグループに分かれ、教材を用いた「買物ゲーム」を通じて、実際にマイ レージを計算して学習します。 員に達し次第締切です。申込みはお早めに! *JOIAとは日本オーガニック検査員協会(Japan Organic Inspectors Association)の通称で、オーガニック食品の認定において、実地検査を行う検査員 を中心にオーガニックに興味のある人やこの会をサポートする人々によって構成され た組織です。 検査員の養成や検査技術の向上をはかるだけでなく、「オーガニック」というキー ワードを通じて、オーガニック食品や地球環境に優しい食品を広めていこうとする生 産者や消費者と結びつき、例会活動や情報誌の定期刊行等を行っています。 詳細については、HPをご覧ください http://www.joia.jp ▲
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| 2008-01-23 15:53
| フードマイレージ
2008年1月5日(土)
2008年が明け、正月気分のまま、 福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。 新年スタートにふさわしく、天気もよく、22名の方が参加されました。 緑陰道路を抜け、途中で、樹木の話も伺いつつ、淀川に向かう。 淀川には、カモメが正月休みなのか、集合してました。 ![]() 川岸には、ヒトモトススキが生えていました。 海岸に生えるそうですが、こういう所では非常に珍しい植物とのこと。 教えてもらわないと、通り過ぎてしまいます。 ![]() さらに、矢倉海岸に向けて歩いていくと、工事が行われていました。 看板には「西島地区高潮対策工事」と書かれていました。 以前、ウナギの仕掛けがあった辺りですが、矢倉公園とつながるのでしょうか? ![]() 河口には、ホシハジロが集合中。神崎川河口辺りには、2000~3000羽はいるそうです。 ![]() 今日は、ミサゴが水面に向けて降りてきたなあと思ったら、 魚(ボラ?)を捕まえる瞬間(魚が大きすぎて落としていましたが)を 見ることができました。思わず見とれてしまい、写真はとれませんでした。 本日、観察した野鳥の種類は、30種類。 ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホオジロガモ 皆さま、お疲れさまでした。本年もよろしくお願いします。 次回は、ガン・カモ調査が1月15日(火)に開催されます(10:00福駅集合) ◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら ◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら 記:あおぞら財団・藤江 ▲
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| 2008-01-12 16:13
| 矢倉海岸探鳥会
2008年1月9日(水)
韓国・延世大学が中心となった「都市再生プロジェクト」の研究者4人と大阪市立大学とし研究プラザの金さんの5名が西淀川にいらっしゃいました。 このプロジェクトは韓国の国土交通省の研究プロジェクトだそうです。 <コース> 阪神電車西大阪線出来島駅集合⇒西淀川高校⇒国道43号線⇒出来島小学校⇒あおぞら苑⇒大野川緑陰道路⇒あおぞら財団 ■ 西淀川高校 西淀川高校が取り組んでいるキャリア教育と環境教育、ESD(持続可能な開発のための教育)について説明がありました。 体を動かして理解する環境教育という西淀川高校ならではのプログラムを校長先生を中心に熱く語っていただきました。校内で栽培した菜の花から油をとり、ディーゼル燃料を作るBDFの機械も見学しました。 ■ 出来島小学校 ![]() 大気汚染測定局があります。 国道43号線沿いにあり、大気汚染物質である二酸化窒素の測定値がなかなか環境基準を下回りません。 韓国の研究者は「なぜ小学校を移転させないのか?」と不思議がっていました。 学校が地域コミュニティの中心であること、道路がコミュニティを分断して後に建設されたこと、通過交通が多い国道43号線の車を湾岸線に誘導することをあおぞら財団は提案していると説明しました。 ■ あおぞら苑 ![]() 公害病の患者さんが安心して老後を過ごすためにつくられたディサービス施設です。 韓国と福祉の制度が違うこともあり、みなさん興味津々でした。 ■ 大野川緑陰道路 30年前に公害で汚染された川が埋め立てられて作られた自転車・歩行者専用道路です。 ここでも「なぜ川を復元しないのか?」という質問が出ました。 大野川緑陰道路を歩いていると阪神高速西宮線の高架下を通り、国道2号線、阪神高速空港線が見えてきたとき 「なぜ、西淀川にこんなに道路が多いのか!」と驚きの声が上がりました。 ■ あおぞら財団 ![]() ビデオで汚染がひどかったことや、患者さんの言葉を見て、森脇理事長から裁判と地域再生についての話がありました。 裁判については、時間が短くてきちんとご説明することができず、悔いが残ります。 韓国の皆さんはとても意欲的で、活発に質問も出て、私たちが答えられないこともありました。 日本人と韓国人の違いを感じる部分です。 制度の違いも多く、日本人同士ならば説明しなくてもすむことに、説明が時間がかかるなど 国際交流ゆえの難しさもあります。 何度も質問の中で出た「なぜ移転しないのか?」という発想をいだくことが 韓国との違いでなのでしょう。 韓国と交流する中で、私たちも色々と気がつくことが多いです。 ![]() ▲
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| 2008-01-10 20:32
| 資料館(エコミューズ)
12月16日(日)(13:00~16:50)、あおぞらビル3階・グリーンルーム
市民塾 第2回講座 「Noからはじまる住民参加-ある日突然!私の街に大きな道路が通ったならば…あなたならどうする?-」 「交通政策への参加を考える」を全体テーマとする今期道路環境市民塾の第2回講座が12月16日あおぞらビルで開催された。講座は、A町において25年前に都市計画決定されていた道路建設が最近になって浮上し、あおぞら台という住宅地のど真ん中を貫く事業が実施されることになり、その測量に向けた第1回の住民説明会が開催されるという設定で行われた。箕面などの道路公害問題の原告側の方々や、環境問題の研究者そして学生まで、年齢・活動分野も多彩な一般申込みの方々に、運営委員を交えて計22名の参加者があった。 ■ロールプレイ まず、「都市計画局長」「都市計画部長」「工務課長」「工務係長」の4名が座り、工務係長役の南氏の司会で始まった。都市計画局長役の堀内からの挨拶に続き、都市計画部長役の村松先生から道路建設の必要性と計画の概要について説明があり、工務課長役の宗岡氏から計画道路の詳細について説明が行われた。 ![]() 説明が終わると住民側から質問があり、工務課長役の宗岡氏が回答を行った。その後、「賛成派」が2グループ、「反対派」が2グループに分かれて、ワークショップを行い、「賛成」「反対」のそれぞれの理由を模造紙に書いた。ワークショップが一段落着いた後で、再びローププレーを実施する。ここでは「賛成派」「反対派」の各グループから、それぞれの理由を説明した後、工務課長役の宗岡氏から住民の疑問および希望に対する意見を述べた。 ■グループ討議 参加者が4つのグループに分かれ、今回は「賛成派」「反対派」という枠を超えて、「道路建設計画」実施に対するやるべきことを「先ず最初」「その次」「最後に」の3STEPの住民参加策を検討した。ここではロールプレイと同様に各自の意見をポスト・イットに記入し、「先ず最初」「その次」「最後に」の3STEPに分けて、模造紙に貼り付けを行った。その後、各グループが発表を行った。 ![]() ![]() ■事例報告 発表報告後に、西須磨都市計画道路公害紛争調停団事務局長の宗岡明弘氏から、西須磨の現状を中心にスライドを用いて説明が行われた。幅員36mの高架道路が計画されていたが、住民側の頑張りにより、建設が中断している様子と、既存の道路も車道と歩道の間に自転車専用レーンが設けられている場面が印象的だった。続いて塾長の村松昭夫氏からは、「第二京阪道路公害紛争調停」について、講義が行われた。村松先生からは、第二京阪道路の建設現場をスライドを用いて説明を受け、「沿線住民も、このような巨大な高架橋が建ち始めて、ようやく道路建設の負の側面を理解するようになる。計画の段階から反対して欲しい」という旨を述べられた。 ![]() 追記 : 小生が講演から感じたこと ワークショップなどを通じて、社会インフラの整備が一段落着いた成熟社会を迎えた日本では、道路建設は道路が開通することのメリットよりも、道路が完成することで生じるデメリットの方が多いように感じました。そのため道路建設は、昭和30年代の前半のように緊急を要する課題ではないと思います。 だが行政は、戦後直ぐの時期に計画した道路であっても、計画に忠実に建設する傾向にあります。そして住民の合意を得るためには、「道路交通渋滞の緩和」以外に以下のような説明を行うことが分かりました。 ①道路が完成すると、照明が完備されるために、治安が良くなる。 ②自動車の所有者は、円滑に幹線道路に入れる ③幅員の広い道路を整備すれば、火災時の延焼を防止できる ④道路が拡幅されると、救急車や消防車などの緊急自動車が円滑に走行できる ⑤道路が拡幅されると、公共交通も走行しやすくなるため、所要時間が短縮される。 ⑥新しい道路には植樹されるため、環境にも優れる ⑦新しい道路が完成すると地価が高騰するため、固定資産税収入が増加する しかし①、③、④の治安や防災、人命救助は、新しい道路の整備および拡幅が実施される、されないに拘らず重要な問題であり、今日建設に着手したとしても完成までに長い年月をようすることから、道路整備だけに頼らない新たな治安対策や防災、人命救助のあり方を検討する必要性を痛感しました。 今後のあり方ですが、A市だけで道路問題を考えるのではなく、周辺の自治体も視野に入れて道路問題を考える必要があり、物流面ではトラックから鉄道や内航海運へのモーダルシフトを実施する必要があると思います。また少子高齢化社会を迎えた今日では、自動車を運転出来なくなる高齢者の増加が予想される。そのためバスや鉄道などの公共交通の充実を図りながら、道路交通渋滞を緩和させる政策が必要であると思います。 自動車大国である米国でも、1991年にISTEAと言われる総合陸上交通効率化法が施行され、自動車一辺倒の交通政策を脱皮し、公共交通へも予算を分配するようになった。米国の事例からも、自動車にのみ依存した交通政策は行き詰っており、日本も旅客・物流ともに脱クルマ社会を模索することが不可欠であると感じる。 以上 運営委員 堀内記 ▲
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| 2008-01-10 11:59
| 道路環境市民塾
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